サブ4向けランニングシューズのレビュー観点・重要性について考える
ランニング始めるときって、正直走れればなんでもいいかなーと思いますよね。
実際私もそこら辺に売ってる3,000円くらいの適当なランニングシューズを履いてました。
そして、脚を痛める・・・と。
初心者のテンプレ行動なんじゃないでしょうか。
で、これではいかん、と色々シューズを物色し始めるわけですが、そんな時にお世話になったのが、ランニングシューズのレビューブログでした。
すごい人だと、何足ものシューズを実際買ってきて、測りで計測&比較してたりして、、、。
非常に参考させていただいていました。ありがたいことです。
私はそこまでシューズにかける時間もお金も情熱も根性もないですし、「たった1年と少しの経験でレビュー?片腹痛し」と思われそうですが、自分なりの感想もあったりするので、少しでもみなさまのお役に立てるなら、レビューでも書いてみようかなーと思ってます。
ちなみに、今まで履いてきたランニングシューズは、古い順にこんな感じ。
adidas adistar boost ※すでに廃番?
Mizuno ウェーブライダー19
Asics ライトレーサーTS5
adidas adizero Japan boost 3
たった4足ですが、それぞれ個性があって、色々書けることはありそうかなと。
※廃番?っぽいadistarは省略予定
そして、早速書き出そうと思ったんですが、何を書けばいいかわからない!!w
これはいい感じ、これはちょっとダメとかアバウトな感じでなら色々書けるんですが、客観的にわからないとレビューの意味ないですし。
ということで、客観的にもわかっていただけるようにまずは、レビュー観点について考えていこうと思います。
今パッと思いつく、ランニングシューズにとって重視すべき観点はこんな感じ。
【2016/11/13 追記】
一つ、ドケチにとって重要な観点を忘れてました。
「耐久性」です。詳しくは後述します。
- 価格
- デザイン
- 重さ
- フィット感
- 反発性
- クッション性
- グリップ力
- 耐久性
意外とありふれたものしか思いつかんもんですね・・・。
ただ、走力によってそれぞれの重要性って変わってきそう。
あくまでもレビューする人は私なので、私の走力に近い、「サブ4」向けの重要性をそれぞれの観点に付け加えてみます。
すると、こんな感じに仕上がりました。
観点 | 重要性 10(高)→1(低) |
価格 | 7 |
デザイン | 6 |
重さ | 4 |
フィット感 | 8 |
反発性 | 4 |
クッション性 | 6 |
グリップ力 | 3 |
耐久性 | 5 |
こんなもんかなー。
結局かなり主観がまじっちゃってる気がしますが、気のせいですね。
それぞれについて、軽く解説。
価格
市民ランナーとしては、かなり重要な項目かと思います。
あくまでも「趣味」ですし、そもそもランニングを始める動機って、お金がかからず、気軽に始められて、かつ健康になれる!しかも楽しい!って感じだと思うんですよねー。
ここは外せません。
ほんとは「10」にしたいんですが、それだと安けりゃいいだろうって話になるので、バランス取って「7」にしました。
デザイン
正直、夜にちょちょっと人気ないとこ走るだけであれば、どうでもいいと思ってます。
しかし、大会出たり、ある程度人目に触れるところで走る場合は、やっぱりかっこいい・かわいいシューズで走りたいですよね。
デザインのいいシューズで走るとそれだけで楽しいですし、走るモチベーションにつながります。
ただ、価格より重要かというとそこまでではないかなと。
ここはかなり主観ですね。人によってはある程度高くても、デザインとる人もいそうです。
ということで、高めの「6」にしました。
重さ
重さなんてあんまり感じないだろう と最初は思ってたんですが、3,000円の適当なシューズから、「adidas adistar boost」に履き替えたときは、その軽さに感動したもんです。
長距離を走ったときの疲労感がまるで違いました。
今にして思えば、adistarも結構重い部類のシューズでしたけどね。。。w
ただ、重要性は低めの「4」にしてます。
ある程度いいシューズだと、だいたいみんな軽いですし、軽すぎると今度は「クッション性」が犠牲になってしまいますので、重さは個人的にはそんなに重要ではないかと思ってます。
サブ3向けに考えると、重さの重要性は跳ね上がりそうですけどね。
フィット感
いちばん高得点の「8」にしました。
これはほんとに重要だと思います。
スポーツショップで購入の一番のポイントはなんですかって聞かれたら、これですね。
実際走ってみても、やっぱりこれです。
主にかかとのフィット感があるかないかで、走ったときの安定性がかなり変わります。
これは、asicsからadidasに履き替えた時に実感しました。
asicsって若干かかとがゆるいんですよね。一方adidasは吸い付くようにフィットします。
かかとだけではなく、足全体にタイトにフィットしてくる感じ。
走ってる最中に「靴を履いている」感がなければないほど走りやすく、疲労感も少ないかと思いますので、重要性は高いですね。
反発性
サブ4レベルのスピード(キロ5:30くらい)だと、そこまで重要ではないかなーと。
今後練習を重ねると感想は変わってくるかもしれませんが、今はそんなに重要視してないです。
adidasのboostなんかは反発性がすごいとのことで話題になったようですが、私のスピードだと、あまり感じられず。
まぁ、いまのところ、よくわからんっていうのが本音ですね。
ということで、「4」です。
クッション性
「初心者 ランニングシューズ」とかでググったら大抵のサイトでこれは重要と書かれてますね。
実際、重要だと思います。
それで買ったのが「adistar boost」だったり、「ウェーブライダー19」だったりするのですが、それでも怪我はしました。
逆に薄底で、クッション性のないシューズこそが初心者におすすめという情報もあったりするくらいなので、あまり深く考える必要はないかと思います。
特に「サブ4向け」という観点で考えると、脚はある程度できてるでしょうし、そこまで重要ではないですね。
グリップ力
蹴り出す時にどれだけ脚力を節約できるかはこいつにかかってます。
あとは、雨などで滑りやすい路面状態の場合、これがあるかないかでは安心感がまるで違いますね。
しかし、これもやはりサブ4レベルのスピードでは重要ではないと思います。
気にしなくてもOK!かと。
耐久性
42.195km走り抜くための「耐久性」ではありません。
「ランニングシューズ」といわれるものは当然そういった機能を備えていますので。
ここでいう「耐久性」とは、日々の練習に耐え抜く「耐久性」です。
月間100km程度の練習であれば、本番まで半年練習したとしても、合計600kmです。
600kmでもソールが結構削れたりしますが、ある程度は無視してもいいレベルかなと。
ただ、サブ4を目指すとなると、月間150km以上は走っておきたいですよね。
そうすると、この耐久性があるかどうかが、結構シューズ選びにとって重要になってきます。できれば練習~本番まで一つのシューズで済ませたいですからね。
本番用にもう一個シューズを買うのが個人的にはベストだと思いますが、プラス一万前後の出費は大きいですし・・・。
「安く・楽しく・無理しない」が私のランニングのテーマ(※「安く」が一番重要!w)なので、この観点は外せません。
点数は「5」としてます。上記の通り、コスト面から考えると重要なのですが、これを重視しすぎると、性能面を軽視することにもつながるため、バランスを見た点数にしてます。
パッと思いつく範囲で列挙しましたが、だいたいこんなもんでしょうか。
あとで思いついたら観点追加したり、重要性も修正したりすると思いますが、とりあえずはこれを基にレビュー書いていきたいと思います。